おさえておきたいWebマーケティング用語まとめ
2021.12.06
Contents
Webマーケティングを行っていくうえで避けては通れない専門用語。
用語そのものの数が多いのはもちろん、略語も非常に多く抵抗がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなWeb用語の中から、アンカラードジャパンのWebマーケティング担当がよく使う用語をピックアップさせていただきました!
これだけ覚えておくだけでも初めてWebマーケティングに携わる方でも話を理解しやすくなりますので、是非一通り目を通してみてください。
Webマーケティングの頻出用語
Googleアナリティクス(GA)
Webマーケティングを行う上で欠かすことのできないGoogleが提供する無料アクセス解析ツールです。
サイト上にコードを埋め込むことで、アクセスしたユーザーの属性や行動を数値化してくれるため、どのような施策を実施するのか、施策の効果はどうだったのかなどを定量的に判断することができます。
サーチコンソール
Googleが提供しているインターネット検索の分析ツールで、Google検索上での検索キーワードごとの表示回数やクリック数、表示順位などを可視化してくれる無料ツールです。
Googleアナリティクスだけでは分析することのできないサイトへのアクセス前のユーザー行動を分析することができるツールなので、こちらもGoogleアナリティクス同様、Webマーケティングの必須ツールとなっています。
自然検索(オーガニック)
オーガニック検索とは、検索結果画面上で広告を除いて表示された部分のことを指します。
自然検索は広告と違い、いくらクリックされても費用が発生することがなく、ここでのアクセスが大きくなると費用対効果の高いサイト集客が可能になります。
SEO(Search Engine Optimization)
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で日本語に訳すと「検索エンジン最適化」を意味し、オーガニック検索でのアクセスを増やすための施策全般を指す言葉です。
先述したように、自然検索はいくらクリックされても費用が発生することがなく、費用対効果の高いサイト集客手法ではありますが、やみくもにコンテンツを作成してもアクセスを増やすことは非常に難しく、専門的な知識が必要になる場合があります。
LP(ランディングページ)
ランディングページとは本来、検索結果や広告などを経由したユーザーが最初にアクセスするページのことを指しますが、Webマーケティングにおいてはユーザーのアクションを誘引することを目的とした縦長のページを指すことが非常に多いです。
ビッグキーワード
ビッグワードとは検索ボリューム(検索される回数)が大きく、1つのワードで広い意味を持っているキーワードを指します。
SEOを実施していくうえでは競合も多く、広告単価も高くなりやすいことから、上位に表示させることが難しいキーワードとなります。
スモールキーワード
ビッグキーワードとは逆に、ワードの持っている意味が限定的で検索ボリュームも小さいキーワードを指します。
複数キーワードの掛け合わせの場合もスモールキーワードに含まれる場合が多いです。
Webマーケティングでチェックする指標
PV(Page View)
PVとはサイト内のページが開かれた回数のことを指し、サイトがどの程度閲覧されているかを確認するための最も一般的な指標となっています。
セッション
セッションとはサイトにアクセスしたユーザーが行う一連の動作をカウントウする指標となります。
PVとは異なり、1ユーザーがどんなにたくさんのページを閲覧しても1セッションとしてカウントされ、PVとは数値が異なる点には注意が必要です。
UU(ユニークユーザー)
ユニークユーザーとは、特定の期間内にサイトを訪れた人数のことを指します。
期間内に同一ユーザーが何度もサイトに訪れてもカウントは1となるため、ユニークユーザーの増加はサイトのファンが増えていることが分かる指標の一つとなります。
しかしながら、Web上では利用者のcookie情報をもとにユーザーの判別を行っているため、同一人物であっても別ディバイスからのアクセスや、cookieの受け入れを拒否している場合、同一人物であっても別でカウントされてしまうためあくまでも大体の目安程度と考えておく方が安全です。
インプレッション(Imp)
インプレッションとは直訳すると「印象」、「気持ち」を意味する言葉ですが、Webマーケティングにおいてはサイト上に表示されている広告が見られた回数を指すことが多いです。
広告以外でも、SNSなどの投稿がどれだけ見られたかなどの指標として用いられる言葉となっているので、ざっくりと「見られた回数」と覚えておくと認識のずれがなくなります。
直帰率
直帰率とはサイトに流入したセッションのうち、最初のページ(ランディングページ)だけを見てサイトを離脱してしまったセッションの割合です。
サイトに訪れたユーザーの入り口となるページの良し悪しを判断するための指標の一つで、極端に離脱率の高いページについては極端に読み込みが遅かったり使い勝手が悪かったりと、何かしらの要因があることが多いため直帰率を下げる施策を講じる必要があります。
離脱率
離脱率とは、サイトを訪問したユーザーが、どこのページで離脱したのかを示した割合です。
離脱率が高いページは他のページと比較をした場合にユーザーにとってストレスとなってしまう要因が隠れている可能性が高いです。
ECサイトの場合は決済機能(カート)内での離脱をかご落ちということもあり、売り上げに直結する部分での高い離脱率にはより注意する必要があります。
CTR(Click Through Rate)
CTRとは「Click Through Rate」の頭文字をとった略称で、クリック率のことを指します。クリック率とはユーザーに表示された回数に対して、どれだけクリックされたかを表す指標となっており、広告運用やSEOで多く用いられています。
一般的には、「クリック率が高い=ユーザーにとって価値が高い」・「クリック率が低い=ユーザーにとって価値が低い」と考えられています。せっかくSEOに注力して検索結果上で上位に表示されていたとしても、CTRが低ければサイトへのアクセスは増加しないため、Web集客施策では非常に大切な指標となります。
▼計算方法
CTR=クリック数÷表示回数
CPC(Cost Per Click)
CPCとは「Cost Per Click」の頭文字をとった略称で、1クリック獲得するためにかかるコストを表しクリック単価とも言います。
主に運用型広告で使われている指標となっており、広告の質や運用状況・費用対効果を考える際に用いられる数字です。
運用型広告の場合、クリック単価が安ければ安いほど同一予算でたくさんの広告を出すことができるため、いかにCPCを下げられるかが広告運用者の腕の見せ所の1つでもあります。
▼計算方法
CPC=広告費÷クリック数
CV(Conversion)
CVとは「Conversion」の略で「変換」、「転換」、「変化」を意味する英語です。Webマーケティングにおいては「成果」という意味で使われ、ECサイトであれば購入、コーポレートサイトであれば問い合わせ件数などを指すことが多く、サイトにより設定する数値が変動してきます。
CVR(Conversion Rate)
CVRとは「Conversion Rate」の頭文字をとった略称で、Webサイトへのアクセスやユニークユーザー数に対してCV(コンバージョン)が発生した割合を示す指標です。
当然のことながら、同一のアクセス数であればCVRが高くなればなるほど得られる成果が大きくなっていくため、対策が必須の指標となります。
しかしながら、CVRに影響を及ぼす要因は多岐にわたるため、適切な対策を行うためには精度の高い分析と高い専門性が要求されます。
CPA
CPAとは、「Cost Per Action」の頭文字をとった略称で、CV(コンバージョン)1件を獲得するのにかかる広告費を指します。
広告を運用する上では非常に大切な指標となっており、例えば100円のものを販売するのにCPAが200円であれば売れるたびに100円の赤字が発生してしまいます。
▼計算方法
CPA=広告費÷CV数
ROAS
ROASとは「Return On Advertising Spend」の頭文字をとった略称で、広告費に対してどれだけの売上を達成できたのかを測る指標です。
投資した広告費に対して、どれだけの売り上げを獲得できたのかを数値化したもので、数値が高いほど費用対効果が高くなります。
▼計算方法
ROAS=売上÷広告費
まとめ
今回ピックアップさせていただいたWebマーケティング用語を知っていれば、社内外でのコミュニケーションもより円滑にとることができるようになるとともに、見るべき指標を把握することができるため、より精度の高い分析が可能となります。
アンカラードジャパンではお客様の目的にあわせたWEBコンサルティングプランもご用意いたしておりますので、Web施策でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
もちろん、今までWebマーケティングに触れてこなかった方にもわかりやすいようにご提案させていただきます!