不動産売買契約書に実印は必要?
2021.12.21
今回は不動産売買契約書に実印が必要なのかどうかを解説させていただきます。
実印は必要なの?
結論から申し上げると、不動産売買契約書には実印は不要です。それこそ100円ショップで販売されているような三文判でも問題なく契約は可能です。
もちろん、人生で一番大きな買い物になるかもしれない大切な契約書なので、実印を使用されたいというのであれば、それはそれで問題ありません。
実印が必要な場面は?
では、不動産売買時に実印が必要になるケースにはどのような場面があるのでしょうか?
実印が必要になるのは下記2つのケースのみです。
売主:所有権移転登記の際に、司法書士に提出する委任状への捺印
買主:住宅ローンを借り入れる際の金銭消費貸借契約書への捺印
まとめ
このように、不動産売買契約書については実印が必要ありません。
しかし実際には、所有権移転登記(売主の場合)や住宅ローン契約時(買主の場合)に実印が必要となることから、実印が使用されることが多くなっています。
法務局や銀行が書類の照合を行う際も、同じ実印が使用されている方が照合しやすくなり書類の整合性もとりやすくなるため、安心・安全に契約を進めるためには実印を用いるのが望ましいといえます。
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