これだけは覚えておきたい!専門用語22選
2021.12.23
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不動産業界は独自の専門用語が多数存在しています。
賃貸や戸建購入の検討をしに不動産屋さんに行っても、専門用語が多すぎて何を言っているのかがよくわからないなんてこともチラホラ。。。
今回は事前に知っておくと役に立つ不動産専門用語を22個ピックアップさせていただきました!
よく耳にする言葉から、聞きなじみのない言葉までいろいろあるので、自分が何個知っているかを数えながら読んでみてください!
間取り編
01.LDK
LDKとはリビング、ダイニング、キッチンの頭文字をとった略称で、間取りを指す言葉です。
02.種別
業界内でも完全に統一された言い方がないため、不動産業者によって多少内容が異なる場合がありますがおおよそ下記の種別に分けられます。
マンション
マンションは鉄筋コンクリートや鉄骨造などの構造によって建てられた集合住宅のことを指します。
共用エントランスをもち、建物内部で各戸ごとに登記、売買、賃貸されることの多い種別となります。
また、戸数が多いことから共用部のメンテナンスなどの管理のために自治会や管理組合を組織することが多くあります。
アパート(コーポ/メゾン)
アパートはマンションに区別されない集合住宅のことを指し、木造や鉄筋コンクリート造など様々な物件が存在しています。
マンションであれば基本的に階数の制限はありませんが、アパートの場合は2~3階程度の低層となっているため建物の高さで判断するとわかりやすいです。
戸建て
いわゆる一戸建て住宅のことを指し、外壁含めた建物とそれに付随する土地区画まるごとをあらわします。
基本的には一戸単位で売買が行われており、賃貸の場合は貸家とも呼ばれます。
タウンハウス(テラスハウス)
タウンハウスは建物外壁は共有しているものの、内部は各戸に分かれている建物のことを指します。
大きめの長屋をイメージしていただくとわかりやすいと思います。
設備編
01.UB
UBとはユニットバスの略称で、一体化された風呂場のことを指します。ユニットバスにも様々な種類があり、浴室だけが独立している”1点ユニットバス”や浴室内に洗面代がある”2点ユニットバス”、浴室内に洗面台とトイレが収まっている”3点ユニットバス”など、設置される住戸によって用いられるものは様々です。
02.防水パン
洗濯機を置くための専用台で、給排水の設備がついている。
03.システムキッチン
調理台、流し台、ガス台、戸棚などのキッチン周辺設備の組み合わせを自由に選ぶことのできるキッチンを指します。
04.カウンターキッチン
完全に独立したキッチンではなく、キッチンとダイニングの間にカウンターを置いた形式のキッチンを指します。
05.ランドリールーム
マンション内に設けられている、入居者専用のコインランドリーのことを指します。
06.ルーフバルコニー
屋根の部分を利用してつくられたバルコニーを指します。
07.スキップフロア
1階と2階の間に中2階を設けて、階段で結んだ建築方式のことを指します。
契約編
大切だけど複雑な契約時に用いられることの多い用語です。
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01.手付金
契約の締結後、物件の引き渡し前に支払われる金銭のことを指します。賃貸であればその部屋を借りる権利を確保するもので、相場額は家賃の1ヵ月分程度となります。
02.申込金
手付金と紛らわしいですが、こちらは購入もしくは借りる意思を示すために支払う金銭となります。
03.保証金
保証金とは賃貸契約において、担保として貸主に預ける金銭のことを指します。
敷金とおぼ同じ意味の言葉で、退去時に原則返還されます。
04.敷金
家賃支払いの担保として納める金銭となっています。
大きな契約違反がない限り、退去時に変換されます。
05.礼金
物価高騰など契約期間中に生じるであろう不足分を先払いするものだが、こちらは退去時にも変換されません。
06.共益費
エレベーター外廊下などの共用設備のメンテナンスのため、毎月大家さんに支払うもの。
07.仲介手数料
契約成立時に借主が承諾の上、仲介してくれた不動産会社に対して支払うもの。
08.更新料
賃貸で契約期間が終了した際に引き続き部屋を借りる場合、再契約を行う場合に発生する金銭のことを指します。
金額としては家賃の1~2ヶ月分が相場となります。
09.特約事項
契約書面での不足事項をカバーするために、別途設けられた契約項目を指します。
賃貸であれば入居者間でのトラブルを防止する目的で、”ペット禁止”や”楽器の演奏”を制限する内容が盛り込まれることが多いです。
10.連帯保証人
賃貸や住宅ローンを組む際に、家賃やローンを滞納した場合に借主が賠償金を払いきれないときの保険として必要な項目です。
まとめ
以上のように、聞いたことのあるものからなじみの薄いものまでさまざまな用語が存在します。
今回紹介させていただいた言葉の意味を知っているだけでも、不動産屋さんの言っている内容が理解しやすくなりますので是非頭の片隅に入れておきましょう!
とはいえ、本来であれば専門的な言葉を知らない方にもしっかりと内容を伝えるのが不動産会社としての役割です。
なので、不動産屋さんを選ぶときに専門的な言葉をたくさん使ってくる業者さんよりも、かみ砕いてわかりやすく話してくれる不動産屋さんを選ぶようにすればお互いの認識がずれることなく良好な取引ができるのではないでしょうか。
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