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コラム

戸建てとマンションはどちらが買いなのか?

2024.09.03

戸建てとマンションはどちらが買いなのか?

戸建てとマンションには、それぞれに多くのメリットやデメリットがあります。 
住みやすさや価格、資産価値などを比較して、あなたに向いているのはどちらなのか、ライフプランや資金計画も考慮し、自分や家族に合ったマイホームを検討しましょう。 

住みやすさで比較する 

戸建てとマンションを住みやすさで比べた場合、個人の好みやライフスタイルによって感じ方が変わります。
どちらにもメリットとデメリットがあるため、以下に挙げるポイントを理解し、何を重視するのか考慮する必要があるでしょう。
 

安全性 

マンションの場合、オートロックや監視カメラなどのセキュリティ設備が整っており、防犯面で安心です。
また、ほかの住人や常駐する管理人などがいて人目が多いことも、犯罪の抑止につながっています。
さらに、高層階になると空き巣が侵入しにくくなるため、セキュリティは自然と高まります。
 
戸建ての場合は、オートロックや監視カメラといった防犯設備を自分で設置する必要があるでしょう。
ただし、プライバシーの面では、戸建てのように独立して存在する建物での生活の方がプライバシーが確保されやすい、というメリットがあるでしょう。
 

利便性 

電車を使って通勤・通学をすることが想定される場合は、駅からの距離は多くの人が重要視するポイントの1つです。
一般的に、マンションは駅の近辺に建てられることが多く、公共交通機関のほか、ショッピング施設や医療機関などへのアクセスが良好です。
 
戸建ては、多くの物件が駅のある市街地からやや離れた立地に建てられます。
マンションのように「駅まで徒歩3分」といった好立地の物件はほとんどありません。
一方で、学校やスーパーといった周辺地域の建設も含めて戸建て住宅の分譲地を開発するケースも増えています。
しっかりと物件選びをおこなえば、日常生活に困ることはないでしょう。

騒音 

マンションの場合は、隣人と近接しているため、自分たち以外の生活音を完全に排除するのは難しいと考えられます。
子どもの騒ぐ声や上階の人の足音が気になってしまうこともあるでしょう。
また、自分自身も部屋で自由に子どもを遊ばせたり、楽器を弾いたりすることが難しい場合があります。
 
戸建ての場合、家の中を子どもが走り回っても近所迷惑になる心配は少ないでしょう。
しかし、戸建ては家の外につながるドアや窓が多いため、外から騒音が入ってくることはあります。
騒音に関しては、自分と家族の家での過ごし方を基準に戸建てとマンションのどちらがよいか考えてみるとよいでしょう。
 

コストで比較する 

戸建てとマンションをコストで比較した場合のポイントを紹介します。
初期費用と維持費で差が出やすい点を押さえておきましょう。
 

初期費用はマンションが安い 

戸建てとマンションを初期費用で比較すると、マンションの方が安くなる傾向があります。
初期費用で差が出る部分は、主に土地代と諸費用です。
 
戸建てとマンションのどちらも、購入費用には土地代が含まれますが、戸建ての場合は、住宅が建っている部分の土地を全て購入するのが一般的です。 
一方マンションでは、建物が建っている土地のうち、購入する部屋の延べ床面積が占める割合の部分のみ購入します。 
物件取得時の諸費用に関しては、マンションでは修繕積立基金や火災保険料、戸建てなら水道加入負担金・火災保険料・つなぎ融資などが発生します。
これらを比較すると、戸建ての方が数十万円多くなるのが一般的です。
 

維持費がかかるのは? 

コストを維持費で比較した場合は、戸建てよりマンションの方が高くなります。
マンションの場合のみに発生する費用が多いためです。
 
戸建てとマンションの両方で発生するランニングコストには、固定資産税や火災保険料などが挙げられます。
固定資産税にさほど差は出ませんが、火災保険料は戸建ての方が高い傾向があります。
 
一方マンションでは、管理費・修繕積立費・駐車場代などが別途発生します。
これらの維持費が発生するため、戸建てに比べ、マンションの維持費は年間で十数万円高くなります。
 
ただし、マンションを購入した場合、建物のメンテナンスにかかる費用は管理費や修繕積立費からまかなわれます。
戸建ての場合も、外壁の塗装やリフォームなどの定期的なメンテナンスを実施する必要がありますが、マンションとは異なり、自分で維持管理費を積み立てておかなければなりません。
どこをどのように維持・管理するのかも、自分で考える必要があります。
長期的な視点できちんと計画を立てることが重要です。
 

資産価値で比較する 

不動産を買うときには、資産価値のチェックは重要です。 
マイホームの購入後、生活していくうえで仕事やその他の事情などが絡み、家を売却したり貸し出したりする可能性は、すべての人にあるものです。
その際、家の資産価値が低いと「思うように売れない」「借り手がいない」と困ってしまうこともあり得ます。
 
戸建てとマンションの資産価値を考えるときに、ポイントとなってくる点をそれぞれ考えてみましょう。 

売却のしやすさは戸建てよりマンション 

将来的な売却を考える場合、戸建てに比べ、マンションの方が買い手を見つけやすいといえます。 
戸建ては地域とのつながりが強いため、買い手は地域との関わりに抵抗がない人に限られます。
売却する際、広域から集客しにくいのがデメリットです。
 
一方、マンションを探している人は、最寄り駅などの立地条件を重視する傾向があります。
マンションなら地域とのつながりをそれほど考慮しなくても済むため、広域から買い手を見つけやすい点がメリットです。
 

戸建ての建物の価値は20年程度で消滅 

戸建てを取得する際は、建物と土地を購入することになります。
土地の価値は時間が経っても基本的に下がりませんが、建物の価値は新築時から約20年で消滅します。
 
一方、マンションの場合は、新築時から20年経過しても価値を半分以上残せるのが一般的です。
20年以内に売却することを考えるなら、マンションの方が建物の資産価値を高くキープできます。
売却のしやすさと数十年後の資産価値の高さから、資産価値は戸建てよりマンションの方が高いといえるでしょう。
 

自分にとっての優先条件は? 

戸建てとマンションとの比較をしてきましたが、両者ともにメリットやデメリットがありました。
マイホームの購入を本格的に検討していて、戸建てとマンションで迷っているという人は、まず自分にとっての優先条件を決めて検討してみるのがおすすめです。
 
「立地」、「購入費・維持費」、「住み心地」、「セキュリティ」… 
現在の悩みや、将来気になることから優先順位を導くのもよいかもしれません。 
人生のタイミングによっては、戸建てからマンションへと買い替えることもあります。
将来的に売却して住み替えを考える場合は、「売りやすさ」を優先して考えるのもよいでしょう。
 
マイホームを購入する際は、このようにさまざまな視点から比較検討し、悔いのない決断をしましょう! 

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