いまさら聞けない!LPOの意味と必要性
2021.11.16
今回はWebマーケティングを行っていくうえで外すことのできない『LPO』について解説させていただきます。
SEOやWeb広告はしっかりやっているのに、思ったように成果が上がらないなんてときは、LPO施策によって大幅に改善する可能性がありますので、是非ご一読ください!
LPOとは?
LPOは「Landing Page Optimization」の頭文字の略で、日本語にすると「ランディングページ最適化」となります。
ランディングページとは、検索や広告で誘引したユーザーがWEBサイト内で最初に訪問したページのことを指し、訪問したページからのコンバージョン率(問い合わせ率や購入率)を改善する施策のことをLPO(ランディングページ最適化)といいます。
なんでLPOが重要なの?
広告でどれだけユーザーをサイト内に呼び込んでも、コンバージョン率が低いとCPA(コンバージョン1件を獲得するのにかかる費用)が高くなってしまい、期待していた成果を得ることができない場合が多々あります。同様に、SEOでどれだけ集客しても成果につなげることができない場合、作業を行う人的コストの方が高くなってしまうこともあります。
よって、Webの成果拡大を図っていくうえでLPOはとても大切な施策となります。
LPOって何をすればいいの?
大切なのはわかったけど、具体的にどんなことをすればいいの?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、対策を行っていくうえでなくてはならない効果測定の方法と、対策の例をご紹介させていただきます。
LPOには効果測定が重要
LPO(ランディングページの最適化)を行うためには、何が原因でコンバージョン率が上がらないのかを明確にする必要があります。一般的にWebの分析を行う際に使われるGoogleアナリティクスやサーチコンソールはもちろん重要ではありますが、LPOにおいてはヒートマップも欠かすことができません。
ヒートマップツール様々な会社からリリースされており、どこのツールを使ったらいいか迷ってしまいそうですが、初めて導入するのであれば無料で使える下記ヒートマップがおすすめです。
- 無料ヒートマップ解析ツール User Heat
こちらのヒートマップは無料で使えるツールながら、熟読エリア(ページ内でどこが読まれているか)やクリックエリア(どこがクリックされているか)をしっかり可視化してくれるため、コストをかけずに定量的な対策を行うことが可能です。
読んでもらいたいところがちゃんと読まれているのか?クリックしてほしいボタンを押してもらえているのかを明確に知ることができるため、より具体的な施策を実施することができるようになります。
ボタンカラーの変更
問い合わせや購買を促進させるためにはボタンの色も重要です。
楽天やAmazonのように、誰もが知るような巨大サイトであればユーザーの信頼度ももとから高いため、気になることは少ないかもしれませんが、DtoCでのWeb販売を強化していく中小事業者にとって、オンライン上でユーザーの信頼を獲得するのは簡単ではありません。
そこで、人間の心理的な部分に働きかけ少しでも信頼感を高めるための施策としてボタンカラーはよく用いられる手法となっております。
実際、ボタンカラーによるクリック率の違いを検証したデータも公表されているので、参考にご活用ください。
コンテンツの並べ替え
内容自体はしっかりと書かれているのに、なぜか成果につながらない。もしかすると、コンテンツの並び順が原因かもしれません。
問い合わせや購入の検討をされている方がどのような情報を求めていて、何をきっかけに行動に移すのか。そのきっかけとなる情報がページの下部に配置されているがゆえに、閲覧される機会が少なくなり成果につながっていない可能性があります。
ヒートマップで確認できる”熟読エリア”や”クリックエリア”を参考に、ページ内における重要コンテンツが何なのかを割り出し、構成を変更するという手法もLPOで成果を高めるための手法としてよく用いられます。
まとめ
このように、SEOや広告だけではなくLPOも並行して実施していくことでより多くの成果を上げることができるかもしれません!
しかしながら、SEOや広告、LPOの分析から施策立案まで全部社内で行うとなるとかなりの工数が必要になってしまいます。
アンカラードジャパンのWebコンサルティングプランなら、上記のようなマーケティング施策を包括的に対応させていただくことができるので、お客様がWebマーケティングにかける工数を大幅に削減することができます。
また、オンラインだけではなくPRやプロモーションイベントなどの経験を活かしたオフライン施策もあわせてご提案させていただくことができるため、Web専門のコンサルティング会社ではできない事業全体のマーケティング活動をサポートさせていただくことができます。
Webマーケティングはもちろん、「新規事業でどんなプロモーション活動を行っていけばいいかわからない」、「Webだけじゃなくオフライン施策も一括して依頼してしまいたい」そんな時はお気軽にご相談ください!